2枚のミニアルバムを発売! 東京女子流<新井ひとみ&中江友梨>特別インタビュー

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新井ひとみ&中江友梨

2017年10月25日に、東京女子流が2枚のミニアルバム『PERIOD. BEST ~オトナニナルンダカラ~』と『PERIOD. BEST ~キメテイイヨワタシノコト~』を発売した。松井寛による楽曲を中心に、初期の作品を集めた『PERIOD. BEST ~オトナニナルンダカラ~』は、ファンの投票によって選ばれた曲が並ぶ。そして、Hi-raによる楽曲を中心に集めた『PERIOD. BEST ~キメテイイヨワタシノコト~』は、最新の女子流サウンドが詰まった作品となっている。

今回は、東京女子流のメンバーから新井ひとみと中江友梨のポートレート撮影を実施。合わせて、ミニアルバムの聴きどころなどについて話を聞いてみた。


──2枚のミニアルバム『PERIOD. BEST ~オトナニナルンダカラ~』と『PERIOD. BEST ~キメテイイヨワタシノコト~』が発売されました。
中江友梨(以下、中江):「~オトナニナルンダカラ~」のほうは、ファンの方に投票で選んでいただいた曲で構成されているんですけど、再録しています。あらためて録り直した曲を聴いてみると、昔からとても声が変わったなって思いますね。そして、もともといたメンバーのパートを引き継いで録り直したのは、私としてはうれしかったですね。メンバーが4人になったときは、ただ曲のパートを受け継いでいるって感じだったんですけど、今回、再録したことによって、そのパートが自分のものになったって思いましたし、そういう意味も込めてファンの方が曲を選んでくれたって考えるとすごくうれしかったですね。
新井ひとみ(以下、新井):女子流として7年活動してきて、たくさんの持ち曲がある中からファンの方が「この曲を再録してほしい」って応募してくださったので、ファンの方と一緒に作ったといえる記念すべきアルバムだなって思います。そして、松井さんベースの「~オトナニナルンダカラ~」もHi-raさんベースの「~キメテイイヨワタシノコト~」も、どちらを聴いてもらっても女子流の魅力がギュッと詰まっているので、両方聴いてもらいたいって思っています。まったく別物ってわけじゃないので。
中江:そうなんですよ! どちらにもちゃんと女子流らしさが出ていて、初めて2枚を通して聴いたときに、そこにびっくりしたんですよね。松井さんもHi-raさんもまったく違う楽曲を作るし、まったく違うタイプなのに、ちゃんと女子流のサウンドとしてお互いがハマっているのが不思議だなと思いました。

 

──アルバムには新曲も含まれていますね。
新井:はい。もうすでに歌っているのが、「~オトナニナルンダカラ~」に収録されている『雨と雫』ですね。
中江:豊洲のリリースイベントのときに披露したんですけど、久々に女子流の昔のサウンドが帰ってきたって思いました。私たちが年齢を重ねたからこその曲だと思っていて、いまだから意味もしっかり理解できますね。ファンの方にも好評だし、「女子流ぽい」って感じだよね。
新井:これね! これだね! って(笑)。ダンスとかも昔を匂わせるような振りが入っていたりしますし、やっぱり7年間活動してきたからこそ歌えるなと思っていて、デビュー当時にいただいても歌えなかったと思います。あとこの曲、『Partition Love』のアナザーストーリーなんですよ。
中江:そうだね。まだあんまり公表してないんですけど……だから、Partition LoveのPVを見たあとにこの曲の歌詞を見るとつながっていて「ゾワ!」ってきますよ。
新井:こうなったんだ! って(笑)。
中江:これはまだ知らない人も多いので、面白いと思います!

 

──『ダイヤ♢』と『STARTING, MY ROAD!』も新曲ですよね。
中江:『ダイヤ♢』は本当に難しいよね。
新井:レコーディング前に仮歌をいただいたんですけど、そのときから女子流にはないようなテンポ感と楽曲の流れだったので、歌うのがとても難しくて……。新曲の中ではいちばん苦戦した曲です。
中江:歌い上げる感じではないし、いつもの女子流みたいな楽曲ではないので難しかったんですけど、意外にこの曲にハマっているファンの方も多いですね。
新井:幻想的というか、世界観がすごいですよね。
中江:電波少女みたい。だから、ステージでどういうふうになるのかイメージが全然わいてこないんですよ。ライブとかで作り込んだら面白そうですね。
『STARTING, MY ROAD!』は、ライブのラストに歌ったらすごく感動しそう。私の中では『キラリ☆』に続くようなイメージがあります。キラリ☆は前向きにがむしゃらにメンバーみんなで走り出していた時期で、いろんな人の力を借りていろんな人の支えがあったんです。『STARTING, MY ROAD!』はこれまでの女子流の歴史を踏まえて、これからはこの4人で支え合って上にいかなきゃいけないっていう結束の曲でもあるのかなって思います。成長したキラリ☆みたいな感じです。
新井:いまの4人に当てられた曲って感じだよね。

 

──そして『たぶん、ずっと好き』は中江さんが作詞した曲なんですよね。
中江:はい。何がうれしいって、メンバー全員が好きって言ってくれるんです。あの厳しい(山邊)未夢も「好き」って言ってくれてて、すごいうれしいですね(笑)。
新井:可愛らしくて、ほかの楽曲とはちょっと違いますよね。ハッピーエンドにいくのかなと思ったら、それにはちょっと届かない……みたいな。
中江:歌詞は自分の思っている感情をそのまま、気持ちを語った感じで書いたんですけど、何度読み返しても切ないですね。あと、いちばん言われるのは「実体験でしょ?」ってやつです(笑)。いや、違うんですよ。私の妄想もあるし……。ただ、自分の性格が出てるなって思いました。スタッフさんにもファンの方にも「ぽい」って言われます。まぁ、歌詞の中では可愛さを出せてよかったなって思います!
新井:この楽曲は、ほんとに世界中の女の子たちに聴いてもらいたい! 絶対に共感できるし、きっと「切な」って感じると思います。


【関連サイト】
東京女子流 オフィシャルサイト

 

PERIOD.BEST ~オトナニナルンダカラ~
CD+DVD AVCD-93746/B ¥4,000+tax
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PERIOD.BEST ~キメテイイヨワタシノコト~
[通常盤]CD+DVD AVCD-93747/B ¥4,000+tax
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