瀬戸真凜(Jewel☆Neige) Caligari Curry Live 2017.10.12

「アイドルがカレーでパフォーマンスをしたら」をコンセプトに、カレーを食べる姿を撮影し、作品として紹介する本企画。ベースとなるカレー、トッピング、撮影スタイルなどはアイドル本人が決め、カメラマンが撮影した写真を選考委員が審査。そこで選ばれた作品が秋葉原カリガリにて飾られるというもの。

第14回目に登場してもらったのは、Jewel☆Neigeの瀬戸真凜さん。11月15日(水)から11月30日(木)までの間、写真パネルの展示とコラボメニューの販売が行われる。

今回、カレーを手にどのようなパフォーマンスを見せてくれたのか、選ばれた写真がこちら!

 

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メタな話にはなるのだが、カリガリ店舗のこの席からこの目線を辿ると、その先にあるのは過去のこのカレーライブシリーズのアーカイブ写真である。
つまり彼女は過去のアイドルたちがどのようなカレーライブ写真を残したのかを見ているのだ。
普通であれば、このようにして彼女が、あれを参考にしてみようとか、この中にない新しいことをしてみようとか、考えた先のポーズや笑顔が作品とし残る。
しかし、今回は、その瞬間ある意味では準備段階が作品として残った。
真相はわからないが、彼女が意図的に「カレーライブのアーカイブ写真を見つめている瞬間」というパフォーマンスをしたと仮定すると、そのオリジナリティーには脱帽せざるを得ない。
たとえそうではないとしても、無意識のうちに過去のアイドル達を自分の中に取り入れて自分らしさを出していこうとしている野心的な瞬間。そしてそれとは裏腹な可愛らしいあどけなさが、僕にはとても奥深く思えるのだ。(カリガリ二木)

 

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もう40歳のおじさんだからアレだけど、高校の頃の僕だったらこの写真を見て、あまりの刺激に油絵セットを取り出し、キャンバスに木炭で下書きをして、何度も消しては描いた後にフェキサチーフで固定して、それから自分の脳と手による技術の粋を集めて名画を描こうと思ったことでしょう。フォトグラファーが写真を撮る衝動、画家が絵を描く衝動、その根底にあるものが詰まった写真だ。こうなればカレーライブなんて関係ない……とは言わない。良く良く見ると髪型が「カ」になっている。(泰平)

 

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人が食べているものは美味しそうに見えるものですが、スパイシーな香りが漂うカリガリの美味しいカレーなら尚更のこと。
そんな時、お決まりの「あーん」を写真に収めさせてもらおうとしたらまさかの「あげない!」ポーズ。
そんなギャップにやられてしまい思わずシャッターを切りました。
ギャップ力のあるアイドル、素敵です。(内田俊祐)

 

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僕はボブが好きだ。そして、そのうしろ姿が特に好きだったりする。
カレーを食べていて、ふと前を見たらボブの女の子がカレーを食べている。
もうそれだけでおかわりできる状況なのだが、振り返った彼女が瀬戸真凜ちゃんだったら……。
そんな幸せな妄想を実現してくれそうな1枚。
ちなみに、ボブと同じくらい魅力を感じるのが、あごのほくろ。
ほんと幸せしか写っていない。(アライトシロウ)

 

※これら写真は秋葉原カリガリ店内にて、A4サイズ写真パネルとして展示中です


◆選考委員のプロフィール

 

泰平
1977年東京に生まれ。現代美術家。多摩美術大学絵画科油画専攻を卒業後「インターネットの時代のアート」をテーマにネット上のプロジェクトと並行してギャラリーや美術館など、実空間での展示も行うようになる。現代美術ギャラリーのユカリアートに所属。2013年より東大大学院学際情報学府(馬場研究室)に所属。2014年3月スタートバーン株式会社を設立、代表取締役に就任。同年5月から東京大学構内のアントレプレナープラザに事務所を構える。

Geisai#9 安藤忠雄賞、ホルベインスカラシップ奨学生など賞歴多数。過去には渋谷カリガリや秋葉原MOGRAのアートディレクションも務めた。

 

カリガリ二木
歌うカレー屋。現在、渋谷と秋葉原にあるカレー店「カリガリカレー」を運営する株式会社カリガリ代表取締役。カレーを使った様々なコラボレーションを展開する他、歌、芝居、トークなどを盛り込んだカリガリフェスを企画し、自らもパフォーマーとして活動中。

カリガリカレーのレトルトカレー
株式会社BHBとのコラボレーション「インド人完全無視カレー」
堀江貴文氏とのコラボレーション「超高級ホリエモン刑務所カレー(通称)」
人気声優、置鮎龍太郎氏他とのコラボレーション「タスケンジャーカレー」
水島精二監督(アニメ監督)とのコラボレーション「コンレボ・カレー」
イジリー岡田氏とのコラボレーション「満足マンゾウカレー」
等々

 

内田俊祐
東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。都内撮影スタジオ勤務を経て西村一光氏に師事。TOKYO IDOL NETを中心にポートレート、舞台撮影などを中心に活躍中。

 

アライトシロウ
写真とアイドルをコンセプトに運営するウェブサイト「TOKYO IDOL NET」のプロデューサー。今回のコラボ企画では、「アイドル=可愛い」の目線で写真を審査。アイドル界を盛り上げるべく、日々奔走中。


◆本日のセットリスト

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カレー:カツカレー(カリガリカレー)
トッピング:揚げナス、ブルーチーズ、チーズ

※こちらの組み合わせを「まりりんセット」として秋葉原カリガリにて販売中(11月15日~11月30日)。購入者特典として生写真(1枚:ランダム)が付きます

 

所用時間:40分
水:1+1/3杯


◆瀬戸真凜さんのコメント

 

なぜこの組み合わせを選んだのか
ナスが好きなので、揚げナスをチョイスしました。また、チーズが大好きなので、チーズとブルーチーズの両方を選んでみました。カツカレーは……新しいメニューで気になったし、カツカレーでカリガリカレーって、W主役みたいでいいですよね。

 

カレーでパフォーマンスと聞いて
どういうことだろう? って感じでした(笑)。お店紹介などはやったことがありますが、食べている姿や水を飲んでいる姿を写真に撮られるのは初めてなので緊張しました。だから、素直な表情が出せるか心配だったんですけど、おいしかったので、そのままの表情が出せたと思います。

 

実際に食べてみて
最初は甘くて、しばらくすると辛さがやってくる感じで、飽きずに最後までおいしく食べることができるカレーでした。カツにも味がついているから、カツだけで食べてもおいしいのは驚きました。カツとブルーチーズのマッチングが完璧です!

 

お客さんにひと言
ブルーチーズが初めてって人も、ぜひ食べてみてください! カレーとチーズの相性がバッチリなので、チーズ好きの人は特におすすめです。


瀬戸真凜
「煌めくジュエルは希望の光」をキャッチフレーズに活動する8人組のアイドルユニット「Jewel☆Neige」(ジュエルネージュ)のメンバー。1997年11月24日生まれ、福島県出身。11月23日に吉祥寺CLUB SEATAにて『瀬戸真凜バースデーライブ2017 ~KiLL STUPiD MiND of MARiN~』を開催する。

Twitter:@aj_marin1124(https://twitter.com/aj_marin1124
ブログ:世界でいちばんせとまりん(゚ω゚*)(https://ameblo.jp/kill-the-innocence/


写真/内田俊祐


【関連サイト】
秋葉原カリガリ
Jewel☆Neige オフィシャルサイト

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