「愛踊祭」優勝の勢いに乗りたい！ 4人になった新生ミルクスの東京公演第3弾

写真／Yusuke HOMMA

ミルクス

2015年10月18日、渋谷TSUTAYA O-Crestにてミルクスの東京公演、「ミルクスショー IN TOKYO vol.3」が行われた。結成から2年、札幌を拠点にしつつも徐々に活動の場を拡大しているミルクスは、2015年9月に開催されたアイドルコンテスト「愛踊祭」決勝に北海道地区代表として出場、見事優勝をおさめるなど、現在最も勢いのあるアイドルグループのひとつ。今回のライブは、10月14日にメンバーの小林渚が卒業し、4人体制になった直後に行われたもので、4人では初の東京公演となった。

札幌から駆けつけたファン、そして愛踊祭での評判を聞きつけミルクスをひと目見ようと集まったファンが手拍子で迎えるなか、「ミルクス参上！」の煽りが印象的な「ワンダーガール」で勢い良く登場し会場を温める。この日の衣装は、東京では初披露だというカジュアルな私服風の新衣装。ゆかフィン（池田優花）曰く、この衣装はメンバーとスタッフで選んだもので、メンバーごとに異なるスタイルで個性を出しつつも、デニム地で統一感を持たせているのがポイントとのこと。

MCで小休止を挟んだあとは、ひたすら攻めのパフォーマンスが続く。「とんちんかんちん一休さん」「団地でDAN!RAN!」といったコミカルなカバーソングから、「SUPER MAGIC」「スキラ☆キラキラ」のような激しいリズムの楽曲まで、客席との掛け合いも随所に挟みつつ、盛り上がりを途切れさせることなくラストまで突き進んだ。

本編ラスト「純情ロマンチック」の直前のMCで挟まれた告知では、おなじみの札幌KRAPS HALLでの定期公演「ミルクスショー」の11月の予定が発表された。11月9日、24日が公演日となっており、なかでも9日は最年少いっちゃんこと澤田樹の生誕祭とのこと。メンバーも「東京からはちょっと遠いですけど、生誕祭なので飛行機とって来てください！」と呼びかけた。

アンコールでは「Challenge」を披露。りりこ（斉藤梨々子）が曲中に思わず涙する場面もあったが、すかさずゆかフィンが「『Challenge』は名曲だからね。お客さんも泣かないでね！」とフォロー。4人になって初めての東京公演ということもあり、不安だったと話すメンバー。しんみりした空気になりかけるもそこはいつものミルクスらしく、最後はさゆみん（渋川紗有実）が「これからも応援してくれますかー！」と元気に客席を煽り、会場は大きな歓声に包まれた。

文／Matsumoto

※今回、特別にメンバーのポートレートも掲載！