赤坂BLITZに24組のアイドルが集結!! アイドル甲子園から気になるグループをピックアップ!

写真/Yusuke HOMMA・豊永拓万

_D442862

BiSH

2015年6月13日、赤坂BLITZにて『「アイドル甲子園 in 赤坂BLITZ」supported by 生メール』が行われた。 同イベントは、全国から選び抜かれた今最も旬なアイドルグループが東京に集結し、灼熱のライブを繰り広げる大型対バンライブ。24組という実にボリュームのあるラインナップとなった今回の「アイドル甲子園」から、さらなる人気を獲得するであろうフレッシュなグループを抜粋し、イベントの模様を紹介しよう。

 

ぷちぱすぽ☆
「私たちは、アイドルをオリンピックの正式種目にすべく全力でライブすることを誓います!」と、元気いっぱいの宣誓からライブをスタートさせた、ぷちぱすぽ☆。ノリやすく耳に残る三三七拍子のリズムをベースにした「サムライガール」では、ひとつのバトンをメンバーで回し、「オリンピック感」を演出するなど、エンターテイメント性溢れるパフォーマンスを見せつけた。

 

じぇるの!
この日の出演グループの中では最多となる総勢14人で登場した、じぇるの!。「ずっと出たいと思っていた『アイドル甲子園』に初めて出演できてうれしいです」と、初々しい挨拶をすると、できあがったばかりのオリジナル曲をパフォーマンス。終盤には、姉妹グループ、Doll☆Ellements「ギュッとSTAR!!」のカバーも飛び出し、アイドル甲子園初出場のラインナップに華を添えた。

 

ミライスカート
やわらかい京都弁が魅力的なミライスカートのMCは、初めて見る人にもどこか懐かしさを与える。そんな彼女たちが歌うのは、現代的なエレクトロサウンドが特長的な楽曲たち。「未来スカート」では、オーディエンスとの熱いコール&レスポンスを繰り広げ、「ナモナイオト」ではフロアに爽やかな一体感を生み出し、見事に東京・赤坂でも“京都旋風”を巻き起こした。

 

Luce Twinkle Wink☆
ネクストブレイク候補の中でも、本命といわれるLuce Twinkle Wink☆。鍛え上げられた確かな歌唱力とダンスパフォーマンス力に加え、個性溢れるキャラクターと癖になる曲調の楽曲群は一度見たら忘れられない。「刹那ハレーション」「ナミダイロ」を立て続けに歌い、フロアをヒートアップさせた後は、MCを2回はさみ、メンバー紹介や告知をしっかりと行っていたことが印象深い。限られた時間の中で、自分たちの活動をいかに深く知ってもらうか、よく考えられたセットリストとなっていた。

 

アイドルネッサンス
“名曲ルネッサンス”を旗印に、古今さまざまな楽曲をカバーしているアイドルネッサンス。この日は、サンボマスター「ミラクルをキミとおこしたいんです」(2013年)から始まり、岡村靖幸「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」(1990年)で締めるという、時代を遡ったラインナップを披露。彼女たちがカバーすることでどの曲にも新しい魅力が生まれていることから、アイドルファンだけでなく音楽ファンにも見てほしいグループといえる。

 

BiSH
活動開始から約2ヶ月ながら、インパクトのあるスタイルで急速に頭角を表してきたBiSHは、約10時間にも渡って行われた同イベントの終盤に登場。「MONSTER」のシャウトから、勢いよくライブをスタートさせ、1stアルバム「Brand-new idol SHiT」の中から、ノンストップで計7曲を披露。キャッチーなメロディと疾走感溢れるリズムが融合する完成度の高い楽曲を、まだグループとしては駆け出しの彼女たちが歌うことで、エモーショナルな印象を与えている。独特な転調とリズムが楽しい「ぴらぴろ」では、他グループのファンをステージにあげ、彼女たちなりのジョークで盛り上げると、オーディエンスもダイブやリフトで応え、終始フロアは狂気的な空間と化していた。

文/向井美帆



「アイドル甲子園 in 赤坂BLITZ」supported by 生メール
日時:6月13日 11時開演
場所:赤坂BLITZ

 

【出演グループ】
pinkey poker
ぷちぱすぽ☆
じぇるの!
ユルリラポ
サンミニッツ
ミライスカート
さんみゅ~
Luce Twinkle Wink☆
アイドルネッサンス
Especia
Ange☆Reve
じゅじゅ
ひろしまMAPLE★S
PiiiiiiiN
drop
放課後プリンセス
PassCode
アイドルカレッジ
愛乙女★DOLL
nanoCUNE
predia
BiSH
BELLRING少女ハート
PASSPO☆
(出演順)

【関連サイト】
アイドル甲子園公式WEBサイト

関連記事