アフィリア・サーガ＆エラバレシを召喚し大熱狂の3マン！イケてるハーツ結成2周年記念ライブ

写真／西村一光

イケてるハーツ

2016年9月7日、結成2周年を迎えたイケてるハーツが、アフィリア・サーガ、エラバレシを招いてshibuya duo MUSIC EXCHANGEにて3マンライブを開催した。

「結成2周年記念主催ライブ」と銘打たれた同ライブでは、イケてるハーツとアフィリア・サーガのラブ、アリス、ナナ、ミュナ、モモコがStand-Up!候補生としてオープニングアクトに登場し2曲を披露。かつて「Stand-Up!候補生」としてレッスンを共にし、今はそれぞれのグループで活躍する13人による夢のステージの実現に、観客からは大きな拍手と歓声があがった。

最初に登場したのは、普段から共演が多く、イケてるハーツと深い交流のあるエラバレシ。「大切な日に呼んでいただけたけて嬉しいです！」とリーダーの朝倉ゆりによる挨拶の後、デビューシングルから「アイノフシギ」、「選ばれし二人になりたい」、2ndシングルから「ミス・ラビット」、「テケテケ私流」など計5曲を披露。祝福すべきライブのトップバッターとして大役を見事につとめあげた。

続いて、観客の大きな手拍子とともに登場したのは、この日の主役・イケてるハーツ。メジャーデビューシングルから、「Let’s Stand Up!」、「私信確定」、「ハッピーエンド」、2ndシングルから「シュリンプガール」、「Believe In My Dreams」と、オリジナルナンバーだけをたっぷりと詰め込んだセットリストで会場の端にまで熱を渡すと、「今日は私たちの2年間を受けとってほしいです！」と笑顔で挨拶。最後は「世界へはばたけ！」で一体感溢れるステージパフォーマンスを繰り広げステージを締めくくった。

ラストは、レーベルの先輩であるアフィリア・サーガが登場。「Embrace Blade」、「Lost In The Sky」
といったキラーチューンを連発し会場を盛りあげ祝福すると、イケてるハーツを呼び込んでのMCでは、ユカフィンが、「メジャーデビューの時と比べて、ものすごく成長してるからびっくり。最近は『Jumping』とかいろんな私たちの曲をカバーしてもらって盛りあがっているもの知っているので……私たちも頑張らなくちゃと毎回思ってます」と思いの丈を告白。これに新ユウユが、「デビューからずっとアフィリア・サーガさんに見守ってもらっていて、恵まれた環境で歩きやすい道を作ってもらっています」と謙虚なコメントで返すと、ユカフィンは「ユウユちゃん腰が低すぎ！」と突っ込む一幕も。レーベルメイト同士、互いに高め合う関係を築けていることが垣間見られるMCに、集まった観客もあたたかな視線を注いでいた。

3組によるステージが終了し、ステージに残ったイケてるハーツ（年齢の都合上、虹香は不在）。2017年1月9日の初ワンマンライブ決定、そしてメジャーデビュー後、わずかにして海外公演など大きな経験と結果を残せていることについて、新ユウユは「本当にファンの皆さんに押し上げていただいた結果なんです」と感謝しつつ、「3年目も想像できないくらいの1年を駆け抜けていきたいと思います」と意気込みを。アンコールでは、「世界へはばたけ！」で、この日いちばんの盛り上がりを見せ、「結成2周年記念主催ライブ」を大円団で締めくくった。

文／向井美帆