まさにサカナが空を飛ぶ瞬間を目の当たりにしたような、sora tob sakanaの2ndワンマンライブ

写真/曽我美芽

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sora tob sakana

2016年7月23日に渋谷WWWにて、『sora tob sakana 2nd ワンマンライブ 境界線上のサカナ』が開催された。この日は当日券も完売となり、会場は超満員。多くのファンが詰めかける中、その期待を裏切らない素晴らしいライブが展開された。

 

今回、ステージ後方にはスクリーンが設けられ、VJが入る曲が何曲かあった。映像と重なるステージ上のパフォーマンスは、sora tob sakanaの世界観をさらに強く印象付け、一気にその魅力に引き込まれる。スタートの『夜空を全部』から、舞台上のサカナたちが一気に空に舞い上がったような、そんな美しさを持ったステージが展開された。

 

こうした美しいステージからはまったく想像できない、ゆるいMCも彼女たちの魅力だろう。平均年齢14歳の等身大の姿がそこに映し出される。「会場の端のほうが埋まってたら自分的にOKにしてた」などと、2ndワンマンライブ前の心境を語る。その後、ステージから見る景色に対してあらためて、会場中を埋め尽くしているファンに驚きの声と感謝の気持ちを伝えた。

 

そして後半戦となる『広告の街』からは、新衣装でのパフォーマンス。真っ白な衣装がVJを含めたステージ上の光を受け、さらに美しく舞台を彩っていた。定期公演にてワンコーラスのみの披露となっていた『夢の盗賊』を、約束どおりフルで届けると、VJを入れた楽曲4曲を含む全14曲を披露し、ライブ本編が終了した。

 

アンコールは新曲『透明な怪物』からスタート。最後の挨拶では、ひとりひとりから家族やスタッフ、ファンに向けての感謝が語られる。メンバーの神﨑風花が、涙をこらえて言葉に詰まってしまう場面も。そんな中、「まだ言いたいことがある」と、寺口夏花の挨拶を途中で止めて続ける山崎愛がいたりと、やはり最後までsora tob sakanaらしさは健在。素晴らしいステージとのギャップは、これからも多くの人を惹きつけるだろう。

 

7月26日に、今回のライブで披露した楽曲が多数含まれている1stアルバム『sora tob sakana』をリリースしたばかり。空へと飛び立ったサカナたちが、どんな夏を超えるのか、いまからとても楽しみだ。



sora tob sakana 2nd ワンマンライブ 境界線上のサカナ
日時:7月23日 16時半開演
場所:渋谷WWW

 

M01 夜空を全部(VJ)
M02 新しい朝
M03 Summer Plan
M04 魔法の言葉
~MC~
M05 Moon Swimming Weekender(VJ)
M06 My notes
M07 DASH!!!!
~映像~
M08 広告の街(VJ)
M09 まぶしい
M10 帰り道のワンダー
M11 ケサランパサラン
~MC~
M12 夢の盗賊
M13 おやすみ
M14 夏の扉(VJ)
~MC~

 

EN01 透明な怪物(新曲)
~MC~
EN02 クラウチングスタート(VJ)
~MC~


【関連サイト】
sora tob sakana official website

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