最新アルバムは2年間楽しめます! Cheeky Parade<関根優那&小鷹狩百花>特別インタビュー

2016年6月1日にCheeky Parade(チキパ)の2枚目のフルアルバム『Cheeky Parade Ⅱ』が発売されます。最新アルバムの聴きどころや、アルバム曲を引っさげての品川ステラボールでのワンマンライブについて話しを聞きました!

また、6月25日の『iDOL Street Carnival 2016 6th Anniversary ~RE:Я|LOAD~』を持って、メンバーの山本真凜さんと鈴木真梨耶さんがLAに長期留学することが決まっています。以降のチキパはどうなっていくのか? といった部分についても、お二人に話をしてもらいました。

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──品川スラボールでのワンマンライブで、アルバム内の曲を全曲ライブで披露した感じですよね。ライブは、前半がアルバム曲で後半が既存曲っていう印象を持ちました。

関根優那(以下、関根):そうかもしれないです。あんまり新曲を続け過ぎると、これまで見てきてくれたファンの方が盛り上がれなくなるかもなって思っていて、どこに初披露の新曲を入れるかっていうのを本番前日まで悩みましたね。新曲でも盛り上がれる曲はあるし、あえて聴いてもらうためにここに入れたっていう曲もあって、そういう工夫を練ったせいか、ファンの人は初めての曲でも見てるだけにならなかったんじゃないかなって思っています。
小鷹狩百花(以下、小鷹狩):クラップとかやってくれたしね。
関根:ワンマンでは『Lost+Found 』を新曲としてはいちばん最初に披露したんですけど、ダークでかっこよくて、ダンスと歌で見せつける曲ですね。『Hungry』っていう曲は、初めてでも盛り上がれるんですけど、『Happy Fancy Music』はどうファンの人に見てもらうか悩みましたね。クラップする部分があったり(山本)真凜が最後にフェイクを入れたりとか、実力を見てもらえるので、あえてMCのあとにして「見せつけてやるぞ!」っていう感じにしました。自分たちでも、見てもらいたい曲が1曲1曲違うんですよね。

 

──アルバム曲は、雰囲気がそれぞれ違いますよね。好きな曲はどれですか?

小鷹狩:あるんですよ。『SUPER STAR』って曲なんですけど……。
関根:好評なんです!。
小鷹狩:今までにない恋愛ソングです。これ絶対、片想いの映画の主題歌にしたほうがいいってくらいキュンキュンするんですよ!
関根:わかる~。
小鷹狩:女の子の気持ちを歌った歌なんです。チキパは今までは「生意気 Yeah!」みたいな曲を歌ってた雰囲気があると思うんですけど……。
関根:そんな曲歌った記憶ないですけど(笑)。
小鷹狩:今までこういう系を歌ったことがなかったので、キュンキュンできて好きです。待っていたのかもしれないです。

 

──なるほど。実際にライブなどで歌ってみてどうでしたか?

小鷹狩:私、歌パートがなんですよ(笑)。すみません。向いてなかったみたいです、声質的に。この曲は9人中私だけソロがないので、ディレクターさんにすごい謝られました(笑)。
関根:(笑)。

 

──アルバムの曲は、メンバーがソロで歌っている部分が多いんですよね。

小鷹狩:そうなんですけど……。
関根:あ、でも『Lost + Found』の歌い出しはもも(小鷹狩)ですよ。
小鷹狩:アルバムの中でソロパートは結構あるんですけど、唯一好きな曲にソロがなかったっていう。あ、見出しでお願いします! 「小鷹狩、歌割りなかった曲が好き」みたいな(笑)。

 

──関根さんが好きな曲はどれですか?

関根:私も『SUPER STAR』は好きなんですけど、聴いていてハマったのは『Happy Fancy Music』です。最初から「この曲キタ!」っていうビビって感じじゃなかったんですけど、メンバーの声が入って、リハーサルやってパフォーマンスしてってやっていくうちに好きになっていった曲ですね。ライブで見て生で聴くと、すごくたまらなく好きになる曲かなって思います。チキパって、こういう聴いてもらっているうちに好きになってもらえる曲が多いかなと思います。

 

──リード曲は『WE ARE THE GREATEST NINE9’』ですよね。MVがかっこいいですね。

関根:ありがとうございます! ライティングのセッティングが難しくて、何度も撮り直しました。
小鷹狩:久々に踊ったMVだったんですよ。今回はビシッと9人で踊ってるし、均等にみんなの歌割りもあって、歌う順番が年齢順になっていて、思い入れが強いですねこの曲は。ライブでも、(永井)日菜とかリハーサルで泣いてたんですよ。「そんな感情込めてるんや!?」と思ってびっくりしました。
関根:そうだね。大阪のワンマンライブのときも、ひなは歌い終わって泣いてましたもん。それ見て泣きました。歌詞を伝えなくちゃいけないから泣かずに頑張ってたんですよね。
小鷹狩:ギッシリですよ、今回のアルバム。9人の集大成なので。過去曲も入っているし、これから2年間ずっと聴けると思います。
関根:飽きないよね。アルバム自体が2年ぶりだし……。
小鷹狩:次のⅢまで2年聴きながら待ってればいいんですよ。
関根:ここに詰まっているので、これで満足してもらえるんじゃないかなって(笑)。

 

──山本真凜さんと鈴木真梨耶さんが約2年間LAに留学するということで、既存曲の歌割りなどが変わってくるじゃないですか。

小鷹狩:立ち位置とかまで全部変わってくると思うので、覚えるのやばそう。

 

──センター、あるかもしれないですね?

小鷹狩:あるかもですね(笑)。いけるんじゃないかなって。今からマネージャーさんに交渉します!
関根:直談判(笑)。
小鷹狩:土下座しようかなって。

 

──お二人がいったん抜けてしまうということについてはどうですか?

小鷹狩:(鈴木)真梨耶との最年少同士っていう「子生意気チーム」があって、真凜がツッコミをしてくれる「関西組」があったので、二人がいなくなったらどうなるんかな? って、しゃべれるかな? って思います。真凜がいたから安心してしゃべれるっていうのがあったので……。
関根:そうだね。私がツッコミするのかな?
小鷹狩:できないよ。
関根:できないね(笑)。
小鷹狩:ポンコツです……。
関根:おーい(笑)。でも、それを言われ始めたのも真凜がきっかけなので。
小鷹狩:そうやな。それでキャラが成り立ってきたよな。
関根:だから、誰が愛を持って程よくツッコんでくれるかなって。助けられてたね。
小鷹狩:やろ! 助けられてたな、私たち。困りますね、いなくなったら。でも、実感がないんですよね、全然。今はまだいるから、二人が。
関根:そうだね。
小鷹狩:まだ全然合っているんで、怖いです!
関根:これから実感していくんだと思います。

 

──もっと歌割りが増えたらいいな、とかはありますか? 言い換えれば「チャンス」ですからね。

関根:それは全員思ってますよ!
小鷹狩:そうですね、たぶん。
関根:ただ、「私が私が」みたいなやつはないですね。
小鷹狩:「センターがいい」みたいな子おらんくない?
関根:たぶんですけど、実力というか、歌とダンスともに輝いている真凜がセンターを務めていたので……。それに追いつこうとか頑張ろうとかは思うけれど、存在が大きすぎますね。
小鷹狩:なんか、自虐をネタにしちゃうんです、チキパって。
関根:「歌割りないからね」とか(笑)。
小鷹狩:そういうのネタにして9人でしゃべるので、端っこになっちゃうんですかね、だんだん。この位置でいいや、ライト当たってないけどいいや、って(笑)。
関根:私、ファンの人に「今日はゆうにゃんのポジションにいるよ」って言われたことがあったんですよ。「上手の3番か4番目くらいにいるよ」って。その時に、あ、優那ずっと端っこだったんだ! って(笑)。そのときはさすがにショック受けましたね。たまにファンの人に「なんでいつも端なの?」って言われることがあるので、そこは頑張っていかないとって思います。

 

──立ち位置とかって決まっているものじゃないんですね。

関根:決まってないです。曲の立ち位置とかは。
小鷹狩:決まってないですね。センターは真凜なんですけど、そのほかは決まってないです。だいたい、曲が終わって「そのまま」みたいな。
関根:それが何年も積み重なって、今の立ち位置になっているのかもしれないですけど。
小鷹狩:端っこ組は移動とかもすっごい大変なんですよ。真凜はセンター固定で次の曲も動かなくていいんですけど、端にいるももとかは移動で息切れしますからね(笑)。下手から上手、上手から下手みたいな。「すみません、そこいけないんですけど~」ってよく言ってます。まぁ、どっちも味わえるって意味ではファンの人にはいいですよね。プラスにプラスに(笑)。でも、センターは作らなくちゃいけないんですよね。
関根:それこそ、誰もが「誰になるんだろう?」って気にしていると思います。
小鷹狩:みんな口に出さないだけで気にしていると思います。
関根:ファンの人も。

 

──グループで話したりはしませんか?

関根:これからいろいろ始まっていく感じなんですよ。
小鷹狩:ただ、みんなそれぞれが真凜と真梨耶が抜けるので必死に成長しようと努力してます。日菜とかすごい変わりました。

 

──お二人の中ではどうですか? 意識の変化とか。

小鷹狩:徐々に湧いてくるのかなって思います。真凜の歌に負けないようにとは思うんですけど、やっぱりうまいんで……。だけど、ももたちが頑張らないといけないんですよ! もっとボイトレいきますか?
関根:確かに、歌いたいとかセンターに立ちたいとかありますし、そういう意識はメンバーにもあると思うんですよ。ただ7人になるので、メンバーそれぞれの個性がもっと出てもいいかなとはすごく思います。売れたいっていう気持ちは変わらずあるので、それぞれのメンバーのよさをお互いがどう出していくのかも大事だと思いますし、自分たちでも頑張っていきたいと思います。

 

──逆に、お二人が戻ってくるとされる2年後のことって考えますか?

小鷹狩:あー、考えちゃいますね。だって2年後は絶対パワーアップして帰って来るじゃないですか。だからチキパじゃないチキパっていうか、進化しそうなんですよね。年齢でいうと真梨耶は19歳で帰ってくるし、大人のチキパになってるんじゃないですかね。
関根:まぁ、この1年くらいでもだいぶ変わってますけど、より大人になるかもですね。キャピキャピ感がなくなる。
小鷹狩:え、だって2年たったらいくつ?
関根:24。え!? できるかな?
小鷹狩:無理無理。ジャンプとかできないでしょ。
関根:無限大とかできないかも。
小鷹狩:いやー無理でしょ、チキパの振りきついし。
関根:私、結構不安。ももは20歳か。
小鷹狩:20歳はいけるか。24だと、「ウォーウォー」とかできひんよな。友達に見られる恥ずかしさすごそう(笑)。
関根:(笑)。


写真/Yusuke HOMMA カラリスト/芳田賢明

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2016年6月1日(水)発売
セカンドアルバム『Cheeky Parade Ⅱ』

 

■[CD+Blu-ray盤] Type”M”
AVCD-39267/B ¥6,480(税込)

【CD収録】
01 SINFONIA ~Apocalypse of Monster~
02 M.O.N.ST@R ~Manifesto Of No.1 Star~
03 Hungry
04 キズナPUNKY ROCK !!
05 シェケナ!
06 Lost+Found
07 Happy Fancy Music
08 faith
09 SKY GATE
10 カラフルスターライト
11 CANDY POP GALAXY BOMB !!
12 WE ARE THE GREATEST NINE9’

【Blu-ray収録】
01 WE ARE THE GREATEST NINE9’ MV
02 特典映像_ 2016.02.20 4周年記念LIVE VOL2 @新宿BLAZE ニコ生放送映像完全収録 ~メンバー解説付き~

【初回封入】
PHOTO BOOK
封入特典:生写真 (全9種のうち1種ランダム封入)

 

■[CDアルバム盤] Type”W”
AVCD-39268 ¥3,000(税込)

【CD収録】
01 SINFONIA ~Apocalypse of Monster~
02 SKY GATE
03 キズナPUNKY ROCK !!
04 Lost+Found
05 SUPER STAR
06 Happy Fancy Music
07 WE ARE THE GREATEST NINE9’
08 カラフルスターライト
09 シェケナ!
10 Hungry
11 CANDY POP GALAXY BOMB !!
12 M.O.N.ST@R


【関連サイト】
Cheeky Parade オフィシャルウェブサイト

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