東京に拠点を移しリスタート! まなみのりさの3rdワンマンライブは見るしかない!!

写真/Yusuke HOMMA カラリスト/芳田賢明

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まなみのりさ

まなみのりさは、「まなみ」「みのり」「りさ」の3名によるアイドルグループだ。これまで地元の広島を中心に活動してきており、’11年12月には、ホリプロ主催のご当地アイドルNo.1決定戦「U.M.U AWARD 2011」にてグランプリを受賞している。

 

丸7年、広島にて活動してきた彼女たちだが、今年の4月から上京。活動の拠点を東京に移していた。それから約半年間、まなみのりさはどのように変わっていったのか? 来年1月10日に開催される3rdワンマンライブへの意気込みとともに聞いてみた。


――来年1月10日に、リスタートの意味も込めたワンマンライブが控えていますね。

 

まなみ 4月に全員が上京してきて、そこからまだワンマンライブをやっていなんですよ。だからこそ、再スタートという気持ちが強いですね。この半年間やってきた結果が目に見えて出てくると思うので、そこは力が入っていますね。

 

みのり 特に上京してすぐの4月の前半は毎日のようにライブに出ていて、これまででいちばんってくらいライブの本数が多かったですね。東京に出てきたらアイドルの数も全然多いし、その中で自分たちのことを知ってくれている人は全然少ないなというのも認識しました。だから、たくさんのアイドルの中でどうしたらまなみのりさを知ってもらえるかというのを模索したし、その集大成を1月10日のライブで見せたいです。

 

――上京してあらためて感じたことはありますか?

 

りさ これまで7年間広島でやってきて、地元だとまなみのりさっていう名前をみなさん知ってくれていたんですよ。ショッピングモールやお祭りのイベントに出ても、「あ、まなみのりさだ!」って温かい目で見てくれていたんですけど、東京だと私たちを知らない人が多いし、対バンだと私たちのことを知らずに見に来ている方もいて、その中で自分たちのことをどう覚えてもらうかをすごく考えるようになりました。

 

みのり U.M.Uで優勝したことで、名前を知ってくださっている方もある程度いらっしゃるんですが、ライブを見たことがあることとは別なんですよね。名前を知っていることと、ライブに来てくださるということは違うということを東京に出てきてすごく感じました。だからライブをいろんな人に見てもらいたいですね。名前を知ってもらうだけじゃ、いいと思ってもらえないし……。

 

まなみ 活動面もなんですけど、いままで親がやってくれていたことを自分でやらなくちゃいけなくなったのは大きいですね。東京に出てきたことで「音楽とこれまでよりももっともっと本気で向き合っていこう」と思っていますし、3人でより頑張っていこうって気持ちがこの半年で大きくなりましたね。

 

――どんなときに地元が恋しくなりますか?

 

みのり どんなときだろう?

 

りさ 実家だと、すぐご飯が出てくるので……(笑)。

 

みのり やっぱり、ライブから帰ってきてご飯を作らなくちゃいけないときかな……。それに、遅くなっちゃうと、どうしても『すき家』とかで済ませてしまうことが多くなってしまって、そういうときに家のごはんが恋しくなります(笑)。ただ、東京を拠点にはしたんですけど、広島を大事にしたいという思いは常にあって、広島にも毎月くらいで帰ってライブをしているのでホームシックとかはないですね。

 

――11月3日のアコースティックライブは、新しい挑戦のひとつとして行われたものですか?

 

みのり たくさんのアイドルさんの中で違いを見せるとき、普通に歌って踊るだけではダメなんですよね。そこで、みながやっていないことをやりたいって思ったんです。これまでは「歌って踊ってこそ」って思っていた部分もあったんですけど、1回ダンスを封印して歌だけで挑戦してみようって考えたんです。それはすごく勇気がいることだったし、シンガーの方に比べると歌がうまいわけじゃないし、歌だけで勝負できるレベルじゃないってわかっているんですけど、自分たちにしか届けられないものを届けたいっていう思いがありましたね。3人の声のハモリが私たちの特徴なんですけど、普通のいつもの音源で歌うよりも、アコースティックのほうが、それをより伝えられるという思いがあって挑戦しました。

 

まなみ 私たちの曲は、うれしいことに「いい歌だね」って言われることもあって、アイドルが歌うには似合わない歌詞だったりするんですよ。ダンス中心のステージでお客さんと盛り上がるというのは、それはそれで楽しいんですけど、歌の世界を全部伝えるのは難しいんです。アコースティックライブにすることで、あらためて歌詞の意味を考えてもらえたりってこともありますよね。

 

りさ アコースティックライブなら、みんなでワーッと盛り上がるのが苦手っていう人も聴きやすかったりとか、まなみのりさを見てみたいって人に届けられるいい機会になったかなと思います。

 

――今回撮影しているMVも8曲連続でリリースするそうですね。

 

みのり これも、ほかのアイドルさんがやっていないことをやりたいなと思ってはじめたんです。歌だけを見せるのがアコースティックライブで、ダンスだけを見せるのが今回のMVになっています。

 

――拠点が東京になったことで、地元のファンのみなさんはどうですか?

 

りさ 私たちが東京に出てくるときは、ファンの方も思うことはあったと思うんです。それでも、「これからもまなみのりさには頑張ってほしい」っていうコメントをもらったり、「広島からいつでも応援してるから、東京で頑張って広島戻ってきてね」っていう声も聞くし、本当に私たちは広島のファンに支えられているんだなって、東京に出てきてより実感しました。

 

まなみ 最近うれしいのは、やっぱまなみのりさだよねって、むかし応援してくれていた方がまた来てくださっているんです。これからもそう思ってもらえるような存在になっていきたいですね。

 

みのり 「広島の代表として頑張って!」って、たくさん応援してくれている人がいるし、東京が中心になったからといって広島のライブをやらないってことは絶対にあり得ないですね。いまも車で広島に帰ってるんですよ。

 

りさ こないだ地元の中学生の子が、「高校生になったら遠征行きます!」ってリプくれて、すごくうれしかったんです。よく、「7年間でやめたくなかったときはありますか?」て聞かれることもあるんですけど、応援してくれる方がいるから続けられたなって本当に思いますね。

 

まなみ そうした広島で応援してくれている方に届ける意味でも、来年のワンマンライブは多くの人に見てもらいたいですね。

 

みのり ワンマンライブ、ぜひ見に来てください!



11月29日(土)に、まなみのりさ東京主催ライブ「年末突入☆ライオット2014 ~The beginning of the end of the year~」をLiveSpace虎寅虎にて、2015年1月10日(土)に、まなみのりさ 3rd ワンマンLIVE in TOKYO 「MMRe:start」を六本木 Morph-Tokyoにて開催予定

 

【関連サイト】
まなみのりさ公式サイト

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