【GEM PHOTO MIXTURE 2016】メイキング
金澤有希がGEMメンバーを撮影するという企画『GEM PHOTO MIXTURE 2016』。彼女がTOKYO IDOL NETのカメラマンと一緒にGEMのメンバーを撮影し、その都度、アドバイスをもらいながらカメラ女子として成長していく、という企画だ。今回、それぞれのカメラマンが教えたテーマはこちら。
西村一光:設定や露出などカメラの基礎を解説
曽我美芽:写真の構図などを中心に解説
ワタナベタイシ:望遠レンズを使った撮影方法を解説
短い時間だったが、どんどんと吸収し、その違いは写真にも表れていたと思う。
※GEM PHOTO MIXTURE 2016:金澤有希による撮影
撮影後、企画の感想やカメラについて金澤有希に聞いてみた。メイキングの写真とともに掲載しよう。
──今回の企画はいかがでしたか?
今まで説明書を片手にカメラで写真を撮ってたんですけど、説明書には質問ができないんですよ。それが今回、プロのカメラマンさんに聞きながら撮影できて、「もっとこうしたほうがいい」などアドバイスもいただいて、どんどんカメラが楽しくなっていきました。もともと、お父さんがカメラが好きで、撮影している姿を見て興味が出てきたんです。そんな父に、「仕事でカメラマンさんに会うんだから聞けばいいじゃん」って言われたことがあって、「そんなことできるわけないでしょ!」って喧嘩したんですよ。撮影中にその時のことを思い出して、『いま聞けてるんだ……』って、代々木公園でひとりでウルってなりました(笑)。
──撮ってる時の表情がどんどん変わっていくのがわかりました。
撮影の最初のほうは、公園なので虫が多くて、下に虫がいたら「うぁ!」とかなってたんですけど、後半は虫とか全然気にならなくなって、カメラに虫が止まってたら普通に手で払っている自分がいてビックリしました。無我夢中になれている自分がいたし、メンバーによって全然写真が違うんですよ! 写真を撮ることによってメンバーのことがよりわかったような気がします。
──実際にアドバイスをもらいながらの撮影はどうでしたか?
これまでも本やウェブの記事を見たり、うまい人の写真を真似たりはしてたんですけど、なかなかうまくいかなくて……。花越しのメンバーだったり。被写体のバランスなどを実際に教えてもらうと、自分じゃ花の割合とメンバーの割合はこうならなかったなっていうのがあったりして、その場でアドバイスしていただくのはとてもよかったですね。(熊代)珠琳の写真がすごく印象に残ってて、アーチの緑の葉のところで撮ったんですけど、自分は珠琳をメインに撮ってたんですよ。だけど、「緑をより入れたほうが人物が引き立つ」っていうのを教えていただいて、そう撮ってみたらすごいよかったんです。そういうのも、プロのカメラマンさんと一緒だからわかったことなので、とても勉強になりましたし、同じ位置で撮影して、プロの方と写真を見比べられるっていうのもすごくわかりやすかったです。
あと、驚いたのが、レンズを換えて撮ったんですけど、「望遠レンズは遠くのものを撮るもの」だと思ってたんですよ。それが、目の前の人を撮るのにも使えるって聞いて、最初はどういうことだろう? って思ったし、やってみるとブレちゃうしファインダーからすぐ人が消えちゃうし難しいんですけど、教えてもらいながらやってみるとわかってきて、こういう撮り方もあるんだなって楽しくなりました。
──カメラにハマるとレンズがどんどんほしくなるみたいですよ。
それが、もう22mmのレンズがほしくて(笑)。最後に「22mmのレンズは面白く撮れるよ」って聞いてから、もうそこからいろいろ調べてて、買っちゃいそうです。
──できあがった写真を見てどうですか?
この企画じゃなかったら、撮影場所や構図も含めて、こんな撮り方しないなっていうのがあって、教えてもらってよかったなって思いました。ただ、どんどん欲が出てきてしまいました。やっぱりプロのカメラマンさんと見比べると全然写真が違ったので、もっとうまくなりたいなって思ったし、写真を見返してみても、もうちょっと撮れたんじゃないかな、とかもうちょっと明るいほうがよかったな、とか、反省会をしました(笑)。
村上来渚を撮るときに、目の前の草とか花だけじゃなくて、下にも草が生えていて、それ越しの目線はカメラならではって教えてもらったんです。最初どういうことだろう? って思ったんですけど、カメラを地面に置いて下から撮ったら新しい、これまで撮ったことがなかい写真になって、来渚ちんの写真の中で好きなものになりました。
──ほかに、お気に入りの写真はありますか?
ちゃんまん(森岡 悠)は笑顔の写真を撮りたいなと思っていて、(伊藤)千咲美はいつもは小柄で年齢より幼いイメージなんですけど、女性の魅力を持っているなと思ったので大人っぽく撮りたくて、そう撮れたのが自分的にはよかったなと思います。さららん(平野沙羅)は最年少だけどセクシーが持ち味なので、そこはいい感じに撮れたなと思います。撮るのが難しかったメンバーもいて、もう一度チャンレジしたいなっていうメンバーもいましたね。そういうところも含めて、メンバーを撮るって面白いなって感じました。
──カメラ女子として目標とかできましたか?
もっとカメラについて学びたいですね。機能的なものもですけど、バランスだったりアングルだったりを学びたいと思います。それは説明書とかネットの記事からはなかなかわからないことなので、またご一緒させていただいて吸収したいです! あと、GEMのメンバーはどんどん撮りたいです。カメラマンさんが撮るよりもメンバーである私が撮ったほうがきっといい表情になるタイミングがあるのかなと思うので、自然なメンバーを撮ってファンの方に見せたりしたいなと思います!!
写真/西村一光、曽我美芽、ワタナベタイシ
iDOL Street Carnival 2016 6th Anniversary ~RE:Я|LOAD~
日時:2016年6月25日(土)
会場:TOKYO DOME CITY HALL
時間:開場16:30/開演17:30
【関連サイト】
GEM オフィシャルウェブサイト