4thフルアルバム『我々はネコである。』発売! わーすた特別インタビュー!!

2C6D2747

わーすた

わーすた新体制初となるフルアルバム『我々はネコである。』が8月17日に発売する。初収録楽曲はもちろん、ユニット曲や既存曲の再録など、バラエティー豊かな楽曲が盛りだくさん。今回、アルバム衣装のメンバーを撮影。写真を紹介するとともに、アルバムのおすすめポイントなどを聞いてみた。


──アルバム『我々はネコである。』のおすすめポイントを教えてください。

廣川奈々聖(以下、廣川):新曲が6曲入ってるんですけど、ユニット曲以外の4曲すべてのミュージックビデオを作っています。これまでアルバムを何回か出させてもらってますけど、リード曲しかMVがなくて、それがもどかしかったんです。「こんなにいい曲いっぱい入ってるのに……」って。MVがあれば、たくさんのいい曲が世に知れ渡る機会が増えるのになって思ってました。今回、4曲のMVは、それぞれの楽曲の良さを引き出せてるなって思います。曲も聴いてほしいし、MVも見てほしいです!

──4曲もあったら、撮影が大変だったのでは?

廣川:はい! 大変でした(笑)。曲の振りを入れてからMVを撮影するので……。しかも、ライブ用のマイクありバージョンとマイクなしバージョンの振りって地味に違うんですよ。それを思い出すのが難しくて。1日でMVを2本撮った日があったんですけど、それは本当に大変で、1日に2本は撮るもんじゃないなって思いました(笑)。

──それでは続けて、松田さんのおすすめポイントはなんですか?

松田美里(以下、松田):これまで歌ってきた曲を歌い直して収録しているところがおすすめです。みんなで話し合って選曲しました。レコーディングを終えて音源をあらためて聴いてみて、この曲にしてよかったなって思います。昔から聴き馴染みのある代表曲「いぬねこ」(いぬねこ。青春真っ盛り)と「うるチョコ」(うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ)は、7年歌ってきた安心感を感じてもらえると思うし、長い間大切にしてきた曲を、ここで歌い直すのはすごく新鮮でした。『詠み人知らずの青春歌』は去年リリースしたばかりの曲なんですけど、歌い直すことが大切にする新しい方法というか……これからもこの曲を大切にしていこうっていう気持ちの表れでもあります。そして『ミライバルダンス』は4人体制で初めてのシングルで、新体制での意思表示でもあるので、いろんな気持ちで聴いてもらえるんじゃないかなって思います!

──「いぬねこ」は、最初にレコーディングしたときと比べてどうでしたか?

三品瑠香(以下、三品):当時の記憶が全然ないです(笑)。ただ、ずっと歌ってきて気づいたことというか、そういうニュアンスとかテンションがあるので、それを大事にしながら今できる「いぬねこ」を歌い残す感じでした。

廣川:当時の高校生になりたての自分は、「いぬねこ」を歌いこなせるだけの実力がなかったんですよね。サビの終わりの「今日もゆく~」のところが演歌調なんですけど、そこが当時まったくできなくて……。それが今回、歌い直して、めちゃくちゃ演歌を感じられるようにこぶしをきかせることができたんです。成長したなって思いました(笑)。

小玉梨々華(以下、小玉):歌い直したものを聴いたときは、メンバーが大人になったなって思いました。掛け声が入るところは、みんなで一緒にレコーディングしたんですけど、そのときは元気に明るく可愛く、昔と同じテンションで録ったつもりだったんです。それが、出来上がったものを聴いてみると、いい意味で大人感というか落ち着きがありつつ楽しそう! っていう感じで聴こえてきたので、なんか、作り込まなくても出てくる大人感ってあるんだなって(笑)。これって、7年くらい前に中高生だったメンバーで録った曲を、同じメンバーで歌ったからこそ感じる変化だと思うんです。聴き比べられるのは恥ずかしいでんすけど、聴き比べられるのが録り直した良さだと思います。だから、聴き比べてほしいです!

──ではそのまま、小玉さんのおすすめポイントを教えてください。

小玉:ユニット曲です。ペアに分かれて歌うのは新しい試みですし、曲も対照的なんです。私と奈々聖の『オーダーメイドとレディーメイド』は大人っぽいかっこいい曲で、美里と瑠香の『きゅんビート』は、可愛くてみんなで踊れる曲になっています。それぞれ違った良さがあるので、ファンの方は聴いていて新鮮だと思います。ライブの幅も広がるし、嬉しかったです。

──ちょっとだけ『りりりんね』を思い出しました(笑)。

小玉:よぎりました(笑)?

廣川:りんねです(笑)。

一同:(笑)

──2人の声質がとても合っていていいですよね。

廣川:ありがとうございます! でも、それ以上に美里&瑠香の声の相性の良さに感動が止まらなくて……。2人がレコーディングした日に仕上がりを聴いたんですけど、「こんなに2人って声質が似てたんだ!」って。

三品:声色というか雰囲気は変えて歌いましたね。

廣川:なんか、お互いがちゃんと寄り添っていて……。その感動をサウンド周りをやってくれているスタッフさんに言ったら、「まぁ合うと思ったよ」って言われて、「プロは見抜いてたんだ!」って驚きました。ずっと近くにいたのに気づけなくて、ちょっと悔しかったです(笑)。

──そうなんですね(笑)。では最後は三品さんのおすすめポイントをお願いします。

三品:豪華な作家陣ですかね。ありがたいことに、期待のとんでもない方々に書いてもらいました。たくさんの作家さんのおかげで、バランスの良いアルバムになったなって思います。

──実際に歌ってみてどうでしたか?

三品:全部難しかったです、見事に(笑)。メロディーラインが特徴的だけど綺麗なんです。だから難しいんですよね……。いつも曲をいただくたびに、「わーすたが歌うとどうなるんだろう?」って思うんですけど、声が入るとちゃんとわーすたになるんだなって驚きます。そのときのわーすたに合っている、ちょうどいいバランスの曲を持ってきてくれるんですよね。

廣川:だいたい、ちょうど実力が出せそうというか、ちょっと頑張ったら歌えそうっていうくらいの曲なんです。いつも少しだけ上の曲を持ってきてくれます。

──今回のアルバムタイトルが『我々は猫である。』なんですけど、それぞれ猫っぽいところを教えてください。そして、自分はどんな猫だと思いますか?

廣川:割と壁を作りやすいところが猫っぽいなと思います。仲良くなるまでに時間がかかりますね。最初はツンってした感じで……シャムネコっぽいかも。

松田:私は対照的で、人に甘えてばかりの……外の厳しい世界を知らない飼い猫。

廣川:金持ちが飼ってる猫(笑)。ペルシャっぽい。

松田:甘えることしか知らないんですよ。野生を忘れて腹出して寝てる猫だと思います。誰に対しても壁を作らないし、「仲良くなれるな」って思うとすぐに近寄っていっちゃう(笑)。

小玉:私は、基本どこでも寝れるところが猫っぽいかなって思います。場所を選ばず、眠くなったらどこでも眠れちゃう。

廣川:自分の空間を持ってますね。外からの声とかを遮断できる力。

三品:確かに。

廣川:梨々華は王道な日本の猫かな。三毛猫って感じ。

三品:ちょっとのんびり歩くしね。

──三品さんは存在が猫っぽいですよね。

三品:言われます(笑)。猫って気に入ったところにずっといるじゃないですか? 私もテリトリーを大事にしたいタイプなので、そこは猫かも。気に入った場所があれば、そこにずっといられます。

廣川:家の中だったら、キャットタワーの一番上にいそう(笑)。

松田:警戒心強いタイプ(笑)。

三品:自分のテリトリーを邪魔されたなくないだけですからね! キャットタワーの一番上が安全(笑)。


撮影/西村一光


4thフルアルバム
『我々はネコである。』

発売日:2022年8月17日
価格(税抜):2800円(CD Only)、3500円(CD+Blu-ray)

収録内容:
CD
01.マッシュ・ド・アート
02.The World Standard Dancing Club
03.Cat Walkin’
04.オーダーメイドとレディーメイド
05.きゅんビート
06.空とサカナ
07.詠み人知らずの青春歌 -2022 ver.-
08.うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ -2022 ver.-
09.いぬねこ。青春真っ盛り -2022 ver.-
10.ミライバルダンス

Blu-ray
01.マッシュ・ド・アート Music Video
02.The World Standard Dancing Club Music Video
03.Cat Walkin’ Music Video
04.空とサカナ Music Video
05.ミライバルダンス Music Video

関連記事