ダブルA面DVDシングル発売! 虹のコンキスタドール<的場華鈴&鶴見萌>特別インタビュー

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的場華鈴&鶴見萌

2018年4月18日にダブルA面DVDシングル『トライアングル・ドリーマー/心臓にメロディー』を発売する虹のコンキスタドール。これまでライブ楽曲として高い人気を博してきた『トライアングル・ドリーマー』を再録してA面DVDシングルとして発売する。そこに合わさるのが決意表明としての楽曲『心臓にメロディー』だ。

今回は、虹のコンキスタドールのメンバーから、的場華鈴と鶴見萌のポートレート撮影を実施。合わせて、ダブルA面DVDシングルの見どころや聴きどころ、5月18日、19日に開催される東阪ツアーについて話を聞いてみた。


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──4月18日にダブルA面DVDシングル『トライアングル・ドリーマー/心臓にメロディー』が発売されますが、まずは『心臓にメロディー』について見どころなど教えてください。
的場華鈴(以下、的場):一切笑顔がないってところが見どころですね。これまで笑顔とかおもしろ要素が満載のMVはあったんですけど、今回は初めてみんなが真剣に走ったり踊ったりと笑顔がありません。この曲は、虹コンの新たな決意表明の曲でもあるので、いつもと違うところに注目してほしいです!
鶴見萌(以下、鶴見):とにかく走りましたね。みんなが順番に走ったので、ひとりの走る量はそうでもないですけど、車で並走して撮影して、バックして戻ってまた並走して──を繰り返しました。車より速く走ってもダメだし、遅くてもダメだし、大変だったよね(笑)。
的場:うん。あと、風が強くて……ダンスシーンのところが特にひどくて、よく見るとみんな前髪が全開です(笑)。1月に撮影したので、なかなか北風が寒くて、最初にみんながうなだれているシーンがあるんですけど、そこはガチでうなだれています。
鶴見:みんな「寒い死ぬ」って(笑)。
的場:2時間くらいダンスシーンを撮っていて、そのあとに「ラストだから頑張って!」って言われて撮影したシーンなんですけど、「ラスト~」って言いながら何回も撮ったんですよ。すっごく寒くて本当にうなだれてます。

 

──この衣装では寒いですよね。
鶴見:セパレートでお腹も出てるしショートパンツだし……。マントで覆える人はいいんですけど、衣装がメンバーによって違っていて、マントがレースなので風を通すメンバーもいて……(大和)明桜ちゃんがずっと叫んでました。「マントに入れてください!」って(笑)。
的場:でもそのあとに温かいスープがありまして……幸せだったね。
鶴見:そうだね。
的場:あ、大事なこと言い忘れてました! この曲の振り付けとフォーメーションを、今回は全部私が担当しました。ドローンを飛ばして上からも撮影しているので、フォーメーションが映っててかっこいい感じになっています。

 

──ステージとMVでは振り付けが違っていたりしますか?
的場:そうですね。MVではマイクを持たないので両手振りにしました。MVには映ってないんですけど、「突き刺して~」ってところは振りをみんなに入れたのは両手バージョンだったんです。だけど普段は片手バージョンになっています。いつか、ヘッドセットで両手振りでやりたいんですよね。
鶴見:それでイヤモニつけてっていうのやりたいですね。
的場:早くそのレベルまで頑張りたい!

 

──『トライアングル・ドリーマー』は今回のシングルのために歌を録り直したんですよね。
的場:そうなんですけど、MV撮影のときはまだ歌割りが決まっていなくて……。
鶴見:みんなどこを歌うのかわからないから、リップシーンは1曲丸っと録りました。
的場:いつもリップシーンは自分の歌割りのところだけを撮るので、そこだけ気合入れたりするんですけど……。
鶴見:全部撮ってからなので、いざMVを作ろうと思ったら結構気の抜けた顔をしているところがあって大変だったらしいです(笑)。

 

──いろんな場所で撮影しているので、撮影スケジュールも大変そうですよね。
的場:屋上のチェックの衣装のシーンは、『心臓にメロディー』を撮影した夜に撮りました。深夜ではなかったんですけど、なんかみんなもう深夜テンションになってて(笑)。スタッフさんが屋上にテントを用意してくださったんですけど、中にストーブがあってめちゃくちゃ暖かかったんです。で、セット替えの空き時間があって、みんなでそこでわいわいしました。
鶴見:なんか遊んだよね。「1ニョッキ! 2ニョッキ!」とかゲームやって。
的場:全メンバーでストーブ囲って……それこそ、虹コンで青春を送りました(笑)。

 

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──虹コンさんは会うたびに雰囲気が明るくなっていますよね。
鶴見:自分たちじゃわからないかも……。
的場:最近、赤組はみんなでディズニー行ったりしましたね。青組の子たちがみんな活発なので、それに影響されているところはあるかな。
鶴見:青組はすぐみんなでご飯食べに行くもんね。それにひとり潜り込んでみたりとか(笑)。
的場:赤組はなかったもんね。みんな直帰だった(笑)。
鶴見:最近は、みんなでサイゼリアに行ったりとか(笑)。
的場:明桜ちゃんが高校に合格しまして、その祝賀会をやったりとか。

 

──大人になってるんですね。
鶴見:来年で半分成人するんですよ。

 

──!?
的場:やばくないですか。虹コンがですよ。
鶴見:来年3人が一気に成人するので、それで成人が6人になります。

 

──時の流れの早さに驚きました(笑)。MVに話しを戻しますが、『トライアングル・ドリーマー』の百合の組み合わせは決まっていたんですか?
鶴見:決められてましたね。
的場:私と明桜ちゃんは『パラドキシカル・コンプレックス』でもペアだったんですよ。
鶴見:私とあかりん(中村朱里)はこれまでほぼ絡みがなかったのに、今回組になりました。
的場:でも、似合ってたよ! 実は、私と明桜ちゃんがドミノ研究部なんですよ。
鶴見:ちゃんと台本があって設定も決まってるんですけど、説明しないとわからないですよね。私とあかりんも、お互いラブレターを渡すように見えるんですけど、私は別の男の子にラブレターを渡そうと思って待っていたらあかりんが来て、しかもラブレター渡されちゃってどうしよう──っていう感じなんですよ。私たちだけ両思いに見えるんですけど、実は違うんです。

 

──そうなんですね! アナザーストーリーとかほしいですね。
鶴見:あ、ノベライズみたいなのやってほしい(笑)。
的場:あと、今回は両A面なんですけど、対比にも注目してほしいですね。『トライアングル・ドリーマー』はもともとは『THE☆有頂天サマー!!』のカップリングだったんですよ。その曲を再録してA面で出すっていうのはすごく意味があることだと思うんです。そして、新曲として『心臓にメロディー』があり、決意表明ってことで歌詞もストレートでいままでにない強い曲になっています。
鶴見:ジャケットも違いがあります。『心臓にメロディー』は睨みつける強い感じで、『トライアングル・ドリーマー』は制服で青空で「青春」みたいなイメージになっています。

 

──それでは、5月18日、19日に開催される東阪ツアーについて教えてください。
的場:1月7日のマイナビBLITZ赤坂以来のワンマンライブになります。今回、東京、大阪の順でやるんですけど、東京のEX THEATER ROPPONGIが、これまででいちばん大きな会場なんですよ。この前、あるイベントでステージに立ったんですけど、ステージが広いから『心臓にメロディー』のサビで、メンバーがしっかり一列に並べたんです! 虹コンは人数が多いし、ステージの広さによってはフォーメーションを変えることも多いんですけど、EX THEATERは思い通りにできたんだすよ!
鶴見:めっちゃ気持ちよかったよね!
的場:そう! サビ前にうしろからみんなでダーって走ってダン! って飛ぶところがあるんですけど。
鶴見:いつもはそこで遠慮しながら飛ぶんですけど、思いっきりいけたからね。
的場:迫力があった。求めてたフォーメーションができる会場です。広い会場なので、見せられるものが違ってくると思うので、楽しみにしていてほしいですね。あと、今回、東京が「~The Story of Rainbow~」っていうサブタイトルがあって、物語に沿ってライブが進んで行く構成になっています。その物語が映像で流れるんですけど、日光の江戸村でロケしたんですよ。虹の戦士になって助け合いながら戦っていくんですけど、映像とステージがリンクしていたりします。
鶴見:「舞」っていう感じで刀が使えたらいいなって思って……。
的場:その振り付けなんかもメンバーで考えたんだよね。
鶴見:それぞれパートがあって、ここは誰々担当っていう感じで作りましたね。だいぶ前から話し合って……。
的場:BLITZが終わってすぐですね。BLITZあたりからはメンバーもミーティングなどに入れてもらっていたのですが、そこで今回のコンセプトもいつもと違う「物語」があるといいっていう話をさせてもらって、ついに実現する感じです。

 

──メンバーの思いが詰まっているんですね。
的場:メンバーがやりたいことをやれるライブです。大阪のほうのサブタイトルは「~The Live of Rainbow~」で「ライブ」ってなってるんですけど、こちらもいつもとは違う、ライブだけじゃないものになります。もちろん、東京と大阪はイメージをガラッと変えていきます!
鶴見:曲順とかも全然違いますね。だから、覚えるのが大変ですけど(笑)。
的場:今回、メンバー同士で試行錯誤してダンスや演出などを考えたので、みなさんにしっかりと見てもらいたいですね。


【関連サイト】
虹のコンキスタドール オフィシャルサイト

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