キャッチーで新鮮。新ユニットとして羽ばたきはじめたcallmeに注目

写真／Yusuke Homma

callme

4月18日、Dorothy Little HappyのRUUNA、MIMORI、KOUMIからなるユニット、callmeがワンマンライブをTSUTAYA O-EASTにて開催した。

3月にデビューシングル「To shine」をリリースしたばかりのcallme。シングルに収録されている3曲に加えて、約1ヵ月間で新たに楽曲を10曲制作し、この日のライブに臨んだ。

MIMORIが得意のピアノで作曲、ダンスに強いこだわりを持つKOUMIが振り付けを担当、そして独特の世界観を持つRUUNAが作詞を多く手掛けるなど、それぞれの得意分野を活かし制作した新曲たちを次々と披露。躍動的なポップサウンドからハウスナンバー、バラードまで、アイドル色を抑えつつもキャッチーで絶妙なナンバーを起用し、ライトと一体化したスタイリッシュなパフォーマンスで会場に集まったファンを魅了した。

最初のMCで3人は、「緊張している」と口々に漏らしていたものの、終盤にはファンも巻き込み、終始笑顔の絶えないステージに。これは、3人がこの1ヵ月間で積み上げて来た努力やスキル、そして初めてのユニット活動へ熱い想いがあるからこそ作り上げることが出来た空間だったように思う。

ユニットへの想いはMCで涙まじりに語られた、リーダー、RUUNAのコメントにも現れている。

「ワンマンライブはオリジナル曲で全部やりたくて、みんなで夜遅くまでずっと頑張ってきたものを、今日みんなに観てもらえて良かったなぁと思います。社会人として自分はこの職業をやっていきたいと自分の中で決めて、こうやって今毎日頑張っていて。凄く辛いこともあるし、嫌なこともあるけれど、やっぱりここに立っていたいと思うし、どうしても叶えたい夢があるんです（RUUNA）」

3人の個性を詰め込み独特の世界観で見る人を魅了するcallmeのライブは、アイドルファンだけでなく、一般の音楽ファンも楽しめるはず。4月28日よりAKIBAカルチャーズ劇場にて定期ライブを開催するそうなので、まだ彼女たちのパフォーマンスを体感していない人は、ぜひ足を運んでみてほしい。

文／向井美帆

callme Live Performance「To shine」
日時：4月18日　16時30分開演
場所：TSUTAYA O-EAST

M00　SETAGAYA / Rumb
M01　Falling for you
M02　memories
～MC～
M03　game is mine
M04　Awaking
M05　Once again
M06　Like a Gypsy
～MC～
M07　Missing you
M08　Precious
M09　Unfeigned Me
– DANCE Section –
M10　My Style
M11　Heart’s flower
M12　My affection
～MC～
M13　To shine