わーすた『Sweet Fancy Chu-n / アレグロめいてるランナップ』発売記念インタビュー

撮影:西村一光

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──新曲『Sweet Fancy Chu-n / アレグロめいてるランナップ』について、おすすめポイントなどそれぞれ教えてください!

廣川奈々聖(以下、廣川):私からいきます!『Sweet Fancy Chu-n』のダンスの部分は、これまで何度もお願いしてお世話になっているCRE8BOY(クリエイトボーイ)さんに振り付けしていただきました。この曲の間奏がけっこう長いので、どんな振り付けが入るのかな? と思っていたら、「DJタイム」だって言われて……メンバーがDJ台になって入れ替わりでDJをやって、フリー演技みたいなダンスなんです。バキバキに踊るのかな? って思っていたので、意外性があるし、すごくキャッチーな部分でもあるので、間奏の部分はノリノリなメンバーのDJ姿に注目してほしいです。

三品瑠香(以下、三品):『アレグロめいてるランナップ』についてなんですけど、かっこいい楽曲はこれまでもありましたが、ここまで熱苦しいというか泥臭い曲は初めてですね。この夏のフェスでは、かっこ良かったと思います。疾走感があって、自分の現状と向き合いながら前に進んでいる姿を熱苦しく伝える楽曲になっていて、これは10年やってきたわーすただから歌えるというか、表現できる楽曲になっています。

松田美里(以下、松田):私も『アレグロめいてるランナップ』です。2サビ終わりの間奏のダンスが、とにかく映えるなと思っていて、ライブのいいところ、セトリのいいところにこの曲を入れたくなります。この曲の疾走感に合う熱い感じというか、駆け抜けていく感じが振り付けにめちゃくちゃ出ています。踏み出す足の位置をあと一歩でも間違えると衝突してしまいそうな緊張感も個人的にはあって、その緊張感がなんか上がるというか、あとから自分で映像を見返したときでも高揚感があるというか、それがすごく気持ち良くて、作品として「良い」って言いたいです。

小玉梨々華(以下、小玉):私は『Sweet Fancy Chu-n』なんですけど、この曲はもう本当に爽やかで可愛くて、ライブでもファンの方と一緒に歌ったりコールしてもらったり踊ったりっていう一体感がすごく出る曲です。この夏に、みんなとちょっとずつ作り上げていけた曲でもありますし、MVは彼女風動画みたいな、一緒にデートしている気分が味わえる本当にときめいちゃうものになっているので、そういうところも楽しんでほしいなと思います。

──今回、タイでMVを撮影されたそうですが、撮影時のエピソードなどありますか?

三品:この旅でトムヤムクンにハマりました。入ったほとんどのご飯屋さんでトムヤムクンを頼んだんですけど、どこもおいしかったんです。お店によって全然違って、すごく辛いお店があったり、酸味が強めのお店があったり……それぞれ味は違うんですけど、おいしいんですよね。すっごく辛いっていうお店は少なかった気がします。

松田:私は撮影中にワット・ポーに行きました。歴史ある建造物やきれいな景色を見るのが好きなんですけど、タイは昔からのそういうものが大切に残っていて、近代的な街並みと歴史ある街並みとどちらも楽しめるのがすごく素敵だなと思いました。MVでは、大きな仏像と一緒に同じポーズをしているシーンを撮ったんですよ。『Sweet Fancy Chu-n』のMVの彼女感ある映像では、ワット・ポーの敷地内をぐるぐる巡っていろいろ見ながら撮影したんですけど、「見て見て!」とか「すごい!」ってやっている表情が割と素で、自然な彼女感が映っていると思います。そのときに見たワット・ポーの仏像がすっごく大きかったんです! 寝てる姿も面白いし、なんか後頭部の髪の毛ひとつひとつまでちゃんと作られているし、壁には一面絵が描かれていたりして、じっくり見たくて時間が足りなかったです。

廣川:食べ物の話なんですけど、撮影の合間に出るケータリングが現地のものなので、ちょっとワクワクしていたんです。そこで出たお弁当のガパオライスがすごくおいしくて! 撮影時は本拠地がない状態でずっと移動し続けていて、バスに乗ったり、途中のホテルでいったんメイクしたり……。だからスタッフさんもいろんな場所に点在していてお弁当もいろんな場所に用意されていたので余ることもあったんです。タイがとにかく暑くて何もしてなくても汗かくし、ずっとお腹が空いてたんですよ。ガパオライスのお弁当が残っていたから2つ食べました(笑)。

小玉:『Sweet Fancy Chu-n』のMV撮影のときに、私だけ船に乗ったんです。ちっちゃい船ですごい揺れるし、衣装を汚しちゃダメなのに水が入ってくるし、大きい船が隣をとおると波で傾くし、それが大変で新鮮で面白かったです(笑)。

三品:もし落ちたら助からない(笑)。

小玉:そうですね。しかも椅子じゃなくて、船の先端の部分に座る感じだったので危なかったです(笑)。

松田:その話を聞いて、船担当が梨々華で良かったなと思いました。私だったら絶対落ちてた。私とか奈々聖はビビリで怖いとすぐ泣くタイプなので、あの状況で「面白かった」って言えるのがさすがだなと思います。

──最後に、この夏暑かったんですけど、ちょっとした思い出があれば教えてください。

廣川:比較的夏に曲をリースすることが多いので、毎年夏の思い出にリリイベが入ってくるんですけど、今年はあまりにも暑すぎたので、ステージ横のテントに初めてアイスの差し入れが2回くらいありました。スタッフさんが「かわいそうすぎる」からって(笑)。冷たいものがテントで食べられたのは、すごく良かったです。かき氷状のカップに入ったアイスがあったんですけど、暑すぎてそのままゴクゴク飲み干せちゃいました。これからはイベントなどは、ちょっと夜帯めな開催になっていくのかなって思いましたね。ファンの人も大変です。

松田:私はプライベートの話なんですけど、お店にご飯を食べに行くときにひとりだと行列に並ばないのですが、人と一緒だと無限に並べるんです。しゃべっていれば並んでる時間も楽しめるので。今年の夏はなんと、かき氷に2時間半並びました。一緒に行った友だちがかき氷が食べたくて、「ここ人気店だよ」って紹介されちゃって、じゃあ並ぶか……って。並んだからこそ達成感がすごかったし、かき氷を食べてる友だちも可愛くて、なんか癒されたので、この夏いちばん頑張って良かったことかもしれない。

──ちなみに何味を食べたんですか?

松田:練乳いちごです。

──2時間半並んだ割には普通ですね?

松田:ちゃんと映えるかき氷で、いちごも果肉が入っていて、練乳もたくさんかかってるので、友だちとシェアしながら食べて勝ちました! 楽しかったです。でも、友だちは並びすぎてなんか疲れた顔してぐったりしてたから、「並んで良かったね」って私がフォローしてました(笑)。

小玉:私はラーメンとか鍋とか、暑い日に涼しいお店で熱いものを食べるってことをけっこうしましたね。夏はさっぱりした冷麺とかそうめんを良く食べていたんですけど、今年は食欲があったので、なんか夏だからこそ熱いものや辛いものがおいしいなっていうのを実感しました。辛いラーメンがすごくおいしくて、あんまり汗はかかないタイプなんですけど「辛!」って言いながら食べるのが良かったです。冬のアイスみたいな感じです。

三品:セブンティーンアイスの自販機がリリースイベント会場の楽屋の前にあったんです! ずっと気になっていたバニラにカラフルなチョコスプレーのアイスがあって、それをついに食べられたということが、夏のうれしかったことです。めっちゃおいしかったです!



わーすた両A面の15th Single
『Sweet Fancy Chu-n / アレグロめいてるランナップ』
発売中(2025年9月24日発売)

[CD+BD]_AVCD-39683B_v4

[CD]_AVCD-39685_v5

[TYPE-A]
①【CD+Blu-ray Disc 】(AVCD-39683/B) 価格:2,500円(税込)
②【CD only】(AVCD-39685) 価格:1,300円(税込)

[CD+BD]_AVCD-39684B_v5

[CD]_AVCD-39686_v4

[TYPE-B]
④【CD+Blu-ray Disc 】(AVCD-39684/B) 価格:2,500円(税込)
⑤【CD only】(AVCD-39686) 価格:1,300円(税込)

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